築37年の木造教会建築のリノベーション【栗橋キリスト教会】
プロテスタントの教会堂のリノベーションです。
2022年7月に竣工いたしました。
施工場所：埼玉県久喜市
延床面積：約105㎡（１F）
施工：株式会社 白石工務店
集会室
重苦しい印象だった間仕切り建具は明るいグレーに塗装してリニューアルしています。
ビニールクロスをはがして耐震補強をしたのち、エコクロス【ナガイ エコフリース】を貼りました。
エコフリースは塗り壁のような質感で、湿気や有害物質を吸着する機能もある優れものの壁紙です。
リフォーム前の集会室です。
玄関ホール
開口の向こうには、かつてのトイレ空間を半分にし、週報棚や掃除用具入れをまとめた【準備室】を新設しました。
リフォーム前の玄関ホール
トイレ入口には大きな段差が。週報棚も手が届きにくく、雑然とした印象でした。
リニューアルした週報棚。
A4が入るファイルケースと可動式の棚を利用した、簡単な作りです。
容量は60人分です。
外壁にも使っているブルーをテーマカラーとして所々に使っています。
トイレも爽やかです。
玄関横の準備室には、新たに洗面コーナーもご提案しました。
玄関脇に洗面台を置く住宅なども増えています。こちらも多数の人が出入りする教会なので、感染症防止やお掃除に大きめの洗面台が役に立つかと思います。
鏡は大きめの直径６０ｃｍ。黒いフレームで引き締めました。
2つあった洋室には、書類や書籍、雑貨類の容量に合わせた収納棚を造作しました。
可動棚なので棚を増やすことも可能です。
以前はこんな感じでした。
もう一つの洋室は、日曜学校などに使います。
書籍や場所を占めていた折り畳みテーブルも収まるように、こちらもオープン収納を造作しています。
リフォーム前は押入タイプの収納があった場所です。
奥行きが深く使いにくく、内部のベニヤのカビも問題になっていました。
古い収納を撤去して、部屋も広く、明るくなりました。
玄関ドアもリニューアル！
以前は重厚なこげ茶色でしたが、明るいグレーで塗装したヒノキの建具を新設しました。
小窓は小さなクロスが入ったデザインです。
リフォーム前の 玄関ドア
エントランス全体が暗い印象でした。
新しいドアも含めた全景です。外観で変わったのは玄関ドアだけですが、フレッシュな印象に変わりました。
建具のリノベーション効果は大きいですね！
