柏の古民家やご、芋ほりイベントに行ってきました
- 2025/10/14
柏市藤心に佇む『古民家やご』は、築70年の古民家をレンタルスタジオ・コミュニティスペースとして再生した施設です。
オーナーのおばあさまが大切に守ってきたこの建物を、新しく活用する取り組みとして、柏市の空き家改修の助成金を使った工事を経て今年の3月にオープンしました。
現在は、土日を中心にイベントが行われています。設計を担当した者として応援しています。
秋の収穫体験に参加
いつも親子で楽しめるようなイベントを企画されているオーナーの渡邉さんですが、先日は芋ほり体験のお知らせがありましたので、私も娘と一緒に訪ねて参りました。
畑では、先に来ていた家族連れの子どもたちが土に手を入れ、芋を掘り出しています。「出た!」という声が次々と聞こえました。
私たちも、大量のサツマイモを収穫!
種類も紅はるか、紅あずま、シルククイーンと3種類あり、食べ比べるのが楽しみです。
まだ10月でも暑さの残る日でしたが、確実に季節が移り替わっているのを感じることが出来ました。
古民家再生から地域活性化へ
空き家を新しく活用して、地域の人々が集える場所を作る。
子どもたちが土に触れ、親たちが懐かしさを感じる時間が重ねられていく。
こうした営みが、やがて地域全体の活力になっていくのだと、設計者として改めて感じます。
藤心に佇むこの築70年の家の新しい歴史は始まったばかりです。子どもたちの笑顔が絶えない場所へ。
その成長をこれからも見守っていきたいと思います。